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春の風
今日は風が強い。
桜はどうなってるだろう、と気になって。

仕事前に、横川のギャラリーカフェ「カモメのばぁばぁ」さんで開催されている、たなかさとしさんの作品展に行ってきた。
たなかさんの、ふんわりとした優しい作風がとても好き。
コーヒー飲みつつ、たなかさんとちょっぴりお話して、ちょこっと絵ハガキも入手して。

その後、優しい気持ちになったまま、気になってた川沿いの桜並木もお散歩してきました。
まずは横川えびす(変換できない!あのエビスが出ない!)神社におまいり。
桜が散り始めているから、境内は桜色のじゅうたんが敷かれたかのよう。

でも、並木全体の感じでいうと、まだまだ満開の樹木は多い気が。
満開の桜の下のベンチで、しばし黙想。
防寒態勢ととのえてきて、よかった〜。
少し小雨も混じる時間で、他には誰もいませんでした。

ピューピューと冷たい風が吹きすさぶ中、桜の枝もしなるしなる。
すでに花粉が運ばれた花たちは、潔く散っていくけれど、
それがまだ達成されてない花たちは、枝から離れる気配もなく、けなげにしがみついていて。本当に愛らしく元気いっぱい。

小鳥たちが枝の間をあちこち飛び回って、桜の蜜を堪能してる。
どうやら桜にも、樹木で蜜の甘さに差があるらしく、小鳥が群れてる樹木はわりと決まってる感じなのが面白い。

そういう蜜の甘そうな樹は、花の散り方が他とちょっと違う。
小鳥が花をパチパチついばんじゃうから、花びらだけでなく、一輪が丸ごとクルクルと舞い落ちていくものが混じるのだ。
花が落下傘のような役割なのか、ゆっくりクルクルと舞い落ちていく様は、それはそれで不思議な優雅さがあって。

そういえば、先日桜にもらったメッセージ。
「満開であることを許しなさい」について、
今朝、起きる直前のまどろみの中で、ついに「ああ、そうなのか!」と自分の中でつながったところ。

うまくいえないけど(本当はもっと微妙なフィーリングなんだけどね)、
満開を許すと、散ってしまうじゃないか。
…みたいなニュアンスで無意識に構えてる部分があった。

だから、何かをギリギリ満開直前で寸止めして、キープしようとしている感じがあった。そうしないと散っちゃうぞ、みたいな。

でも、そうじゃない。

満開を許すと、次のステージに進むことができるのだ。

今朝、ストン。と理解した。
あまりにストレートに理解したので、
それを満開の桜に会って実際に確認したかった。
夢ではないか?とホッペをつねるような気分でね。

春の風の中、会ってみて、やっぱりしっくり納得した。
「ほんとだね、ずっと満開だと次のステージにいけないね」
「だろ?これで俺らが、もし秋までずっと満開だったらどーする?イヤじゃん?」
思わずプッと笑ってしまった。
秋まで満開し続ける桜を想像しちゃったから。

すべてにおいて、現状維持はあり得ない。

この言葉を、本当には全くわかってなかった私が、少しだけ理解が深まったように思いました。

「何かを失う」ということ自体が苦手な私は、毎年桜に執着を手放す特訓を施されています。
桜が散るのを見るたびに、失うのがイヤなあまりに、美しい風景の中でどこか苦しい気持ちになってました。

でも特訓のおかげで、年々いつのまにか、その執着が軽くなってきている感じがします。

桜のみなさん、どうもありがとう。

満開を許して、次のステージに進みますね。

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