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チューリップからのひとこと。

あんなに咲き誇っていたチューリップが、あっという間に終わってしまい。
忙しくしてるうちに、時間が過ぎているのを感じます。
そんなわけで、ゆっくり見送りもできなかったので、
今回のチューリップとの思い出を書き残しておこうかと。

さてさて。見頃の時期に、春の嵐がやってきて大雨を降らせました。
チューリップって、あの形態だから、花の中に結構な水量が溜まってしまう気がして。
何だか、どの花も重そうに首を傾げていたものだから、
かわいそうに思って、助けるつもりで茎をちょっと曲げ、水をバシャっと排出してみました。
最初の一本は柔軟性のあるチューリップだったようで、成功したのだけど。
それに気を良くして、もう一本、曲げようとしたら…。
そっちは硬い種族だったみたいで、あっけなくポキっと折れてしまったのです。

ガーン…。
良かれと思ってやったことがアダになり。
雨の中、オレンジの大きなチューリップの花を持ち、折れた茎を見ながらしばし茫然。

私は、この「良かれと思ってやったことが、実は迷惑だったことが判明した時の感情」を味わうのが苦手で(汗)。
食べ物の好き嫌いはないんだけど、感情はどうしても好みがあるなあ。
でも、感情こそ、やってきた時に味わっとかないとね。
無視して感じないようにしたりすると、溜まると心が重くなっちゃう。
それこそ大雨のチューリップみたいに。

それで、じんまりしながら静かに味わってると、
その折れたチューリップから一言もらいました。

「あなたがそうして心を痛めるのは、心の奥底で、私たちが”同じ一つの存在”と思ってくれてるからだよ。あなたが生きているなら私も生きてるってこと。折れても平気だよ」と。

ああ、そっか。この感覚が「同じひとつ」なのか。

その一瞬、チューリップの持つ感覚とリンクして。
すべての存在が繋がっていて「丸ごとひとつ」である感覚、を垣間見せてもらった気がしました。

よくスピリチュアルな世界では「ワンネス」という言葉が使われます。
全ては一つ。ということらしいんだけど、そうはいえ、たとえば隣の家のおじさんやTVで国会答弁してる政治家や官僚も私と同じ存在って言われても、なかなか実感しにくいわけで。

とか思ってたけど、実は自然に部分部分では実感してるのだなあと。

たとえばチューリップに申し訳ない気持ちを持つ。
ツバメの巣で鳴き叫ぶ子ツバメ達に、温かい気持ちになる。
遠い国の戦争のニュースに、そこに生きている人々の苦しみは如何ばかりかと思う。
子供の誕生など、友人知人の嬉しいニュースに共感して喜ぶ。

などなど、自分以外の他の人や物事に対して何かを共感できること自体、よく考えたら、私たちがワンネスである一つの証拠と思える。

とはいえ、宇宙全体との一体感を感じていたのはチューリップと共にいた一瞬だけで、すぐに脳内の孤島〜私という個人〜に戻ってきたんだけど(笑)。

まあでも一瞬でも垣間見せてもらうと、ワンネスなんだと納得できる。
それは地球からみると、太陽が動いてる天動説に思えても、実際は地動説である…というのと同じように。
一瞬だけ大気圏を脱出して、それを体感したような。

ふと気がつくと、そんなこんなで、あの苦手な感情にも優しく向き合えていたようで。
いつのまにかハートにとろりと溶け去ってました。

と。チューリップの花を持って佇んでいた、大雨の庭先での出来事でした。
大きなオレンジのチューリップさん、貴重な体験をどうもありがとう。
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